報告・会見など(CRMSせたがや)

世田谷区深沢・住宅ベランダの排水溝汚泥の放射能測定結果

2013/6/10

 採取箇所画像(採取直後)
採取箇所画像(採取直後)

 

世田谷区深沢・住宅ベランダの排水溝汚泥の放射能測定結果 

CRMS 市民放射能測定所 

 

2013528日に、世田谷区深沢の個人宅の2階ベランダ(屋根無し部分)にある排水溝の汚泥が持ち込まれ、ゲルマニウム半導体検出器による核種分析を行った。

 

1. サンプル採取状況

 提供されたのは、2013528日に依頼者が自宅2階ベランダの排水溝周囲から上層1〜2㎝位を、シャベルで採取した汚泥。該当箇所は原発事故以降、大きなゴミを取り除く程度で特に手入れしていなかった。汚泥には葉っぱやゴミが混じっていたため、それらを取り除き、CRMS指定の70ml容器に入れた。

 

該当箇所の地上1cmの空間線量率は0.332μSv/h、1mの空間線量率は0.089μSv/hで、それぞれ年間2.9mSv0.8mSvとなる。付近一帯の空間線量率は、地上1m0.0770.101μSv/h。※使用した測定器:Inspector

 

 

2. 測定

サンプルの前処理は実施せず、所定の70mlの平らな容器に汚泥を入れ、CRMSせたがやのPGT製ゲルマニウム半導体検出器(相対効率17%)を用いて核種分析を実施した。

 


3. 測定結果 

測定日

2013-05-31

測定時間

1565 s

重量 

31.6 g

Cs134 Bq/kg

6216 ± 102
検出限界108.00

Cs137 Bq/kg

12540 ± 149

検出限界87.00

 

 

4. コメント

  排水溝汚泥のセシウム濃度は高く、放射性物質汚染対処特措法に基づき、

国が責任をもって処理するレベルであるhttp://shiteihaiki.env.go.jp/q1.html

近似条件の場所ではこれ同様の高汚染があることが推定される。

私有地・公有地に関わらず、今後、基準値以上の汚染物質が確認された場合の

処理方法を国、自治体で確立し・明示すること。

 

以上

 

*上記報告は世田谷区環境課に6/10付で提出しました。

 汚染物質の処理方法について環境省と協議を行うとのことです。

世田谷区深沢 住宅排水溝汚泥測定報告.pdf
Adobe Acrobat ドキュメント 602.8 KB

2013610日付で世田谷区へ送付及びCRMSせたがやHP上で開示した上記レポートに対し、世田谷区環境保全課より環境省に確認した結果を口頭(電話)にて連絡いただきました。

 

 環境事務所(関東一円管轄)に対し、「個人宅敷地内で指定廃棄物の対象となる8000Bq/kgを超える土壌が発見された場合、どうしたらよいのか?」

「これまでに個人から8000bq/kgを超える土壌の申請がないのでわからない。基本的には自宅で一時保管してください。」

との回答

 

 特措法施行チームに対し、「指定廃棄物の対象となる8000Bq/kgを超える土壌が見つかった場所における除染方法」について問い合わせ

「ガイドラインに基づき、現場保管が基本。個人宅であれば、庭の片隅に埋めておいてください。」

との回答

報告・会見など

プレスリリース・各種報告などはこちら(市民放射能測定所のHP内 報告、会見等へジャンプします)をご参照ください。